弊社では全国の腎臓疾患でお悩みの方からのご相談をお受けしております。弊社にご相談いただく患者様は、以下のようなお悩みを抱えられています。
この様なお悩みありませんか?
- 主治医から人工透析やシャントのお話が出ている。
- クレアチニンや尿素窒素の数値が基準値よりも高くなっている。
- カリウム、カルシウム、リンなどの数値が安定しない。
- 尿酸値が高く、痛風の症状が続いている。
- 倦怠感や貧血、皮膚のかゆみがつらい。
- 排尿量減少、むくみの症状が出ている。
腎臓の機能低下に伴い、上記のようなお悩みを抱えられた方は多いかと思います。確かに、腎臓は一度悪化してしまうと他の臓器に比べ再生が難しい臓器と言われています。
そのため、病状が今以上に進行する前に、できるだけ早めの予防と対策を行うことが何よりも重要とされています。早めの予防と対策をしっかりと行うことで、「数値の低下、又は現状の維持」「不快症状の緩和(むくみ・排尿障害・貧血、痒みなど)」を行うことも可能です。
- 透析になりたくない…
- 自分にとって効果的な対策がしたい!
そんな方は是非、一度ご相談をお受けできればと思います。
腎臓本来の役割と注意すべき症状
慢性腎炎、腎不全を治療する上で、まずは腎臓の役割や働きをしっかりと理解することが大切です。
腎臓は血液を綺麗にする
腎臓の重要な役割の一つは、「血液から老廃物を除いて綺麗にする」ことです。
血液は体中を巡り、体に必要な栄養や酸素を届けながら、代謝の際に出てきた老廃物などの不要な物を回収しています。全身を巡って汚れた血液は、腎臓を通ることでろ過され、老廃物を除かれます。その後綺麗になった血液は体内に戻され、腎臓はその老廃物を尿として体の外に排出する働きがあります。
腎臓の機能が低下するという事は、血液を綺麗にする力が低下するため、血液中に不要な物が多くなります。
本来であれば排出されるべき「CRE(クレアチニン)」や「BUN(尿素窒素)」などの老廃物が血液中に残ってしまうことで、それらの数値が採血結果で高値となります。血液中に有害物質を多く含んだまま体中を巡っていきますので、血液はドロドロとした状態になり、皮膚のかゆみ・尿毒症などの症状が現れやすくなってしまいます。
また血液がドロドロになると、糸球体という細い血管が集まっている腎臓の血流が悪くなり、さらなる機能低下を招くという悪循環に陥りやすいのです。
造血ホルモンを分泌している
腎臓は血を造る為に必要な「エリスロポエチン」というホルモンを分泌していますが、腎臓の機能が低下するとその造血ホルモンを作る機能も低下するため、貧血症状が現れやすくなります。
血圧の調整を行う
腎臓は血圧を上昇させるホルモンを作るために必要な「レニン」を分泌しています。腎臓の機能の低下により、腎臓内の血流が悪くなると、『血液が届いていない→血圧が下がった』と体が判断してしまい、『レニンを多く分泌→血圧上昇ホルモンが増える』というメカニズムが働き、高血圧の状態が続くようになります。
体内の水分量や電解質のバランスを整えている
電解質とは人間の体に必要なミネラルのうち、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・クロールなどの事です。腎臓は血液をろ過する際、体内の水分量や電解質もバランスが取れるように調整をしています。水分量や電解質のバランスが乱れると、むくみが出たり、神経の伝達・筋肉を動かす働きに乱れが生じやすくなり、不整脈の原因を引き起こしてしまう可能性等があります。
その他にも、カルシウムを吸収するために必要なビタミンDを活性させて骨粗しょう症を防ぐ、体内の不要になったホルモンを分解して排出する等の働きがあります。
上記のように、腎臓は身体にとって重要な役割を果たしています。
腎臓が病気によって侵されることで、尿毒症・高血圧・むくみ・排尿障害等、様々な不快症状を伴うのです。腎臓の機能低下が生命維持に差し支えると判断された場合は、人工透析(機械で腎臓の働きを補う)を行うこととなります。
また、腎臓をはじめとした内臓の病は自覚症状が現れにくいのも特徴です。
症状の現れ方は患者様によって様々ですが、慢性腎炎、腎不全の場合、特に「排尿量減少」「むくみ」が現れたときは注意が必要になります。
慢性腎炎、腎不全に漢方がおすすめな理由
漢方による慢性腎炎、腎不全対策では、慢性腎炎、腎不全に伴う様々な不快症状を改善し、患者様の身体へのご負担を軽減していきます。また、病院の治療では手が届いていない部分に働きかけることで治療のサポートも行います。
漢方は血液の質と流れを改善し、貧血、むくみ、慢性疲労などの改善に役立つ
腎臓は血液中の要るもの、要らないものを分け、血液をろ過している所です。また腎臓は細い血管が集まった臓器のため、血液が汚くドロドロとして流れが悪いとそれだけで腎臓に大きな負担となります。
TVCMなどで、漢方薬は「冷え」「女性特有の病気(貧血)」に効くというイメージがあるかと思います。
血流を良くして冷えの改善や血液量を増やしていく事。この点は腎臓にも有効で、元々流れにくい細い血管にも血液が流れていくように働きかけ、腎臓機能の低下で現れる貧血症状(疲れやすさ、だるさ)の改善にも漢方薬は非常に効果的です。血液の流れや状態が良くなることで、血圧の安定にも繋がってきます。
要するに、腎臓が本来の役割を果たせるよう、漢方で体内の環境を整え、向上させる事。
これが腎臓の負担を減らすことになり、結果として腎臓の機能向上や正常機能の維持へと繋がっていきます。
そして、腎臓の残された正常な細胞を活性化させ、クレアチニン・尿素窒素などの数値を下げていく。これが最終的な目標です。
漢方は腎臓機能の低下から現れている他の症状も同時に対策
腎臓の機能が低下する事で、腎臓の働きである「血液の濾過能力」も同時に低下する為、血液中には不要なものが蓄積していきます。その不要なものを多く抱えた血液が全身を巡っていくため、体には「むくみ」「かゆみ」「胃の不快感(ムカつき・吐き気など)」など様々な付随症状が現れやすくなります。そのような不快な症状を改善するためにも、漢方は効果的です。
※効能・効果には個人差があり、確実な効果を保証するものではございません。
※当薬局では、効果・病状などの経過を伺いながら漢方の変更等も柔軟に検討・対応させていただきます。
ご自身の状態を把握することが腎臓対策には重要
疾患を患われている中で、現状をすべて把握することは難しいと思います。しかし、病気の対策を行う上で自身の状態を把握しているか、していないかで治療結果は大きく変わってくることもございます。その為、弊社では患者様の現状についてや、今後のアドバイスも含めてサポートさせていただきます。
腎臓は腎臓自体に異常がなくても、年をとる毎に年々、機能は低下していきます。もちろん、他の持病、糖尿病や高血圧の方も腎臓の機能は低下しやすく進行すれば、糖尿病性腎症や腎硬化症を発症していまいます。また尿検査でタンパク尿や潜血などが出て腎臓に異常が見つかる方もいらっしゃいます。
原因は様々ですが、腎臓の機能が低下し続けると、腎不全へと状態が進み、最終的には人工透析を取り入れる必要があります。命には代えられないが、なるべくなら人工透析をしたくない、少しでも先延ばしにしたいと思っている方は多いと思います。腎臓機能が低下し続ける前に、今の状態を保てる可能性がある内に漢方対策をお考え頂きたいと思います。
これまでお受けした患者様についての話
「健康診断で腎臓の指摘を受けた」という初期の段階の方から、「透析をしたくない」「透析を遅らせたい」「透析の準備(シャントを作る)をそろそろしないと…と病院の先生から言われている」など切羽詰まった状態の方まで、たくさんの方のご相談にのらせていただきました。
漢方薬を始めて頂き、体感が出ている方の中には
- 採血結果の数値(クレアチニン、尿素窒素、糸球体濾過量:eGFR)が安定してきた
- 足のむくみが減った
- 疲れが溜まることがなくなった
- 食事がおいしい
- 足のつり(こむら返り)がなくなった
・・・・等、さまざまに良い変化を感じたというお声をいただきます。
特に採血結果が安定されると皆さま安心されます。喜びの声をいただけると私も大変嬉しく思います。定期的に通院されている方がほとんどですので、採血結果など最新の結果も参考にしながらご状態を伺います。
ここで大切なのは、採血の結果だけを見ないこと。クレアチニンが同じ数値の方でも、出ている症状はそれぞれ異なることがあるからです。
例えば、AさんとBさんという2人の患者さまがいました。Aさん、Bさんはどちらもクレアチニンの数値は3~4の間。ですが、Aさんは全く何も症状は無いといいます。片やBさんは貧血・皮膚のかゆみ等がだんだんひどくなってきたとのこと。
このような場合では当然、対策方法や組み合わせも変わってきます。
こうした個人に合わせた柔軟な対応をしてこそ、最大限の効果が期待できますし、漢方はそんな柔軟な組み合わせが得意なのです。
症状別の漢方のご提案例
症状例①
かゆみやむくみなどの自覚症状なし
採血結果や尿検査に大きな異常がない
糖尿病、高脂血症などの持病なし
症状例②
かゆみやむくみなどの自覚症状あり
透析、シャント形成を勧められている
検査結果が基準値を外れたものが多くある
糖尿病、高脂血症などの持病あり
その他、人によって最善の方法はさまざまです。「どんな状態まで回復したいか?」「粉薬は飲めるか?」などのご希望にも沿いながら、できるだけ無理なくできる対策をご提案させていただきます。
慢性腎炎、腎不全でお悩みの方へどうしても伝えたいこと
私が一番良くないと思うのは、病院から指摘を受けたにもかかわらず、「今は大丈夫だから」とそのままにしている方です。腎臓は一度悪くなると、元の状態に戻すという治療が、残念ながら現段階ではありません。これ以上悪くならないうちに、今の状態を日々キープしていく事が大切なのです。
その為に定期的に病院へかかり、先生の指導を受け、食事内容など生活面を見直すなど、多少の頑張りが必要ですが、そこにプラスで漢方薬を取り入れると食事療法だけを続けるよりも腎臓の状態を保つことが出来、クレアチニンの数値の安定へとつながっています。「もうすぐ透析をしないと…と言われたが、漢方薬を続けていたらいつの間にか透析の話を病院の先生がしなくなった」という方もいます。
人生を自分らしく楽しむためには、少しでも早い対策をするに越したことはありません。
ご相談方法
少しでも多くの患者さまのお役に立ちたい。このような思いから、弊社では全国からのご相談をお待ちしております。ご来店が難しい方は、お電話にてご相談をお伺いし、ご希望があればご自宅まで漢方をお届けすることも可能です。
ご来店・お電話でのご相談の場合、1回のご相談時間は約30分~1時間程度となります。じっくりお話を伺うため、ご相談は予約優先制です。スムーズなご相談を希望される場合は、以下の方法で相談可能時間をお問い合わせください。
1、お電話でのご相談
弊社の受付電話番号(0949-28-7688)までご連絡ください。スタッフがご希望日時・時間帯をお伺いいたします。
2、メールフォームでのご相談
お問い合わせフォームより、ご希望の時間帯を第2希望までお知らせください。スケジュールの確認後、相談可能な時間帯について折り返しお知らせメールを送信いたします。
その後は、担当のスタッフより直接ご連絡をさせていただきます。お薬手帳・血液検査結果をお持ちの場合は、お手元にご準備ください。
その他、何かご不明なことがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。なかむら薬局漢方サロンスタッフ一同、誠心誠意ご対応させていただきます。
(お問い合わせフォーム)
なかむら薬局漢方サロン相談室スタッフ紹介
岡田 貴之(おかだ たかゆき)
資格:薬種商(現 医薬品登録販売者)
漢方アドバイザー歴:17年
主な担当疾患:腎臓病、肝臓病、腹水 等
ひとこと:病気でお悩みの方のお力になりたい。皆様に健康と笑顔を提供いたします。宜
しくお願いします。
岡 菜穂子(おか なほこ)
資格:医薬品登録販売者
漢方アドバイザー歴:7年
主な担当疾患:後鼻漏、腎臓病、胃腸障害、神経痛 等
ひとこと:痛みや苦しみに煩わされず、いきいきと人生を送る手助けをさせていただきた
く思います。どうぞよろしくお願い致します。
なかむら薬局についてもっと知りたい方はこちら↓