自然には治らない下肢静脈瘤の漢方対策/自分の足で気持ちよく歩こう

カウンセラー岡
なかむら薬局漢方サロン 漢方相談員の岡と申します。この度は下肢静脈瘤の解説ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

当相談室では、下肢静脈瘤でお悩みの方からのご相談をお受けしております。

ふくらはぎや太ももに太く膨らんだ血管が浮き出たり、クモの巣状に目立つようになる下肢静脈瘤。多くの場合、すぐに命に関わる病気ではありませんが、下肢静脈瘤は一度発症すると自然に治ることはありません。

足が重だるくて長く歩けない、少し歩くと痛くなる、むくみがひどくなる等の理由で、自分が思うように行動できないというお悩みも多くお伺いします。

漢方で下肢静脈瘤の不快症状に対処して、スッキリと軽い足で行動できる範囲を広げていけば日々の生活が楽になっていきます。また漢方は『血液全般』の健康を考えて組み合わせますので、血栓症や高脂血症、その他の血液の不調にも対応できます。

お悩みの方はぜひ一度、ご相談くださいませ。それぞれの体に合わせたあなただけの最適な対策法をご紹介できればと思います。

下記の解説もご一読いただけますと幸いです。

下肢静脈瘤の原因と発症しやすい人の傾向

下肢静脈瘤とは、下半身を巡った血液が心臓に上手く戻ることができずに逆流し、ふくらはぎや太ももの静脈に滞留してしまう病気です。本来であれば、下から上に戻っていく血液が足先に逆流しないように、静脈内には「逆流防止弁」がついていますが、これが壊れてしまうと血管が膨張して瘤のように飛び出たり、クモの巣のように血管が目立つ下肢静脈瘤を発症します。

遺伝、肥満、運動不足など、さまざまな要因がありますが、主に立ち仕事が下肢静脈瘤を引き起こしやすいと言われます。特に長時間立ちっぱなしの姿勢が続く調理師・美容師・販売員・警備などの仕事に就いている方は要注意です。

また、女性の場合は妊娠・出産におけるホルモンの変動から血管の弾力が落ち、逆流防止弁がうまく働かなくなることで下肢静脈瘤が起きることもあります。さらに女性は家庭内でも家事などで立ちっぱなしになる機会が多いことから、40代~60代の女性に下肢静脈瘤が発症しやすいというデータもあります。

下肢静脈瘤から起こる症状

むくみ・だるさ

静脈は、酸素や栄養を運ぶ動脈の血液とは対照的に、体内で生まれた老廃物や余分な水分などを血管内に回収するという役割があります。静脈瘤ができて血液の流れが滞ると、老廃物の排出や水分の再吸収がうまくいかなくなり、むくみや重だるさにつながります。

痛み・かゆみ(足のつり、皮膚炎など)

血液循環が滞り、老廃物が蓄積していくと下半身の筋肉がしなやかに動かなくなり、頻繁に足がつるようになります。また、静脈内に血栓ができることで突然静脈が硬くなり、激しい痛みを生じる血栓性静脈炎を起こすこともあります。

体内だけでなく、静脈瘤のある場所の皮膚は血流不足によって湿疹・乾燥が起きやすく、しばしば強いかゆみを伴います。それがさらに進行すると皮膚が破れ、出血を伴う潰瘍となります。

静脈瘤による潰瘍の参考画像(Google)

見た目が悪くなる

静脈内の逆流防止弁が壊れると、滞留した血液で静脈は膨らんでいきます。すると体内で蛇行しながら、絡まった糸のように塊になって瘤になったり、網目状・クモの巣状に皮下を広がっていき、目立つようになってきます。

また皮膚の細胞を圧迫することで黒く色素沈着を起こすなど、見た目を気にする方には悩みの一つとなります。

参考画像(Google)

下肢静脈瘤の漢方対策

下肢静脈瘤自体は、特に不快な症状がなければ治療なしで経過観察をしても問題ないと言われています。

ですが、放っておいても自然に静脈瘤が消失することはありません。一定の年齢までは、少しずつ悪化が進んでいきます。

「手術をするほどではないが、これ以上悪化させたくない」

「時間や体力などの制約があり、手術に踏み切れない」

このような方には、自宅で出来る漢方での対策をおすすめ致します。

対策① 血液の流れと質を改善する

下肢静脈瘤の症状は、東洋医学で言うと「お血」という血液が滞った病態です。ですので、まずは血液自体を流れやすく、さらさらとした”質の良い血液”にしていくことが先決です。

主には「活血(かっけつ)剤」と呼ばれる種類の漢方を用いて対策します。これで、現在起きている症状(痛み、むくみ、かゆみ等)に対して働きかけます。

対策② 自分の血液の流れがなぜ滞ったのかを判断する

血液を流すのも大切ですが、実はここが一番のポイントです。

自分の血液がなぜ滞るようになったか?という大元の原因を把握できないと、一度症状が改善してもまた下肢静脈瘤を繰り返し発症することになってしまいます。

  • 体力がなく、疲れやすい
  • 尿が出にくい、汗をかきにくい
  • 肩が凝りやすい
  • 日頃ストレスをためやすい
  • 冷えやすい

上記のような、普段の生活の様子から、なぜ血液が流れないのか?という患者様自身の体質を判断し、再発防止や改善促進を図っていきます。

漢方はその他の不調も同時に対策できる

漢方の利点の一つは、『体全体のバランスを整えるように働く』という点です。

静脈瘤ができる大元の原因である体質や長年の不調を改善することで、下肢静脈瘤だけでなく、全身の気になる部分を対策してくれるのです。

  • 疲労を感じることが少なくなった。
  • 便通がよくなった、痔の症状が出なくなった。
  • 肩こりや関節痛を感じなくなった。
  • 血液検査の数値がよくなった。

上記のような変化を感じる患者さまも多くいらっしゃいます。

血液は全身をめぐっていきますので、血液の状態をよくすると体のさまざまな部分に効果を感じやすくなります。

効能・効果には個人差があり、確実な効果を保証するものではございません。
当薬局では、効果・病状などの経過を伺いながら漢方の変更等も柔軟に検討・対応させていただきます。

下肢静脈瘤の日常生活上の注意

『動かない』をなるべく避ける

下半身の血液の滞留を防ぐためには、ふくらはぎ~太ももの筋力を落とさないようにすることが大切です。散歩やジョギングなど、適度な運動を取り入れ、「立ちっぱなし」の状態が続かないように気を付けましょう。

立ち仕事の方は、休憩時間にしっかり足を休めたり、立ったままの状態で「かかとを上げ下げ」するだけでも筋力維持につながります。

塩分・脂質を摂りすぎない食事

塩分や脂質が多い食事を続けていると、血液がドロドロと流れにくい状態になって血行不良につながります。

できるだけバランスよく、6時間ごとを目安に規則正しく食事を取りましょう。

栄養素にも下肢静脈瘤の改善に効果的なものがあります。一部ですが、下記にご紹介します。

①ルチン、ヘスペリジン、ケルセチン(ビタミンP)・・・血管壁の強化

【柑橘類、そば、たまねぎ等】

②アントシアニン・・・血管新生(血液滞留により新しく血管が作られる)を防ぐ

【ブルーベリー、ぶどう、紫キャベツ等】

③EPA・DHA、硫化アリル、ブロメライン・・・血液の粘度を下げる

【青魚、ニラ、バナナ等】

さらに詳しく知りたい方は、お体に合わせてアドバイスをいたしますのでお気軽にご連絡くださいませ。

下肢静脈瘤の漢方対策まとめ

下肢静脈瘤は、すぐに命に関わる病気ではありません。ですが、その背景には『血液が流れにくくなる体質』『血液が流れにくくなる生活環境』が隠れています。

自然に治る病気ではないために、放置していると静脈瘤によるむくみ・痛み・かゆみ等の不快症状だけでなく、血流不全からくる病気のリスクを放置することにもなります。

病院に行くのは荷が重い、と言われる方にも漢方はおすすめです。ご自身で出来る対策で、下肢静脈瘤のみならず全身の健康を考えていくことができます。

自分の足でスッキリと歩き、他の病気のリスクも軽減して今後の人生を楽しく過ごせるよう、全力で対策させていただきます。

カウンセラー岡
分からないこと、ご不安なことがあれば、ぜひご相談くださいませ。

ご相談方法

少しでも多くの患者さまのお役に立ちたい。このような思いから、弊社では全国からのご相談をお待ちしております。ご来店が難しい方は、お電話にてご相談をお伺いし、ご希望があればご自宅まで漢方をお届けすることも可能です。

ご来店・お電話でのご相談の場合、1回のご相談時間は約30分~1時間程度となります。じっくりお話を伺うため、ご相談は予約優先制です。スムーズなご相談を希望される場合は、以下の方法で相談可能時間をお問い合わせください。

お電話でのご相談

①弊社の受付電話番号(0949-28-7688)までご連絡ください。スタッフがご希望日時・時間帯をお伺いいたします。

弊社の受付電話番号(0120-928-947)までご連絡ください。スタッフがご希望日時・時間帯をお伺いいたします。

その後は、予約時間に担当のスタッフより直接ご連絡をさせていただきます。

お薬手帳をお持ちの場合は、お手元にご準備ください。

 

メールでのご相談

下記のお問い合わせフォームより、記入欄に従って簡単に現在の状況・病名などをお知らせください。

スタッフが内容を確認し、補足の質問などを記載したメールを返信致します。その後、ご体調を全て伺えましたら漢方の説明を記載した提案メールを送信致します。

なるべく早めの返信を心がけておりますが、相談の繁忙状況や定休日等により返信にお時間をいただくこともございますので予めご了承ください。

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その他、何かご不明なことがありましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。なかむら薬局漢方サロンスタッフ一同、誠心誠意ご対応させていただきます。

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※漢方相談は【ご相談可能時間】の範囲で承っております。
※メール・LINEでの受付は年中無休ですが、頂いたメールは営業時間内でのみ拝見させていただいておりますので、定休日前後は返信までお時間を頂戴する場合がございます。なお、メールをお送りいただいてから7営業日が経過しても弊社よりメールが1通も届かない場合は、お手数ですが受付番号(0120-928-947)までお電話いただきますようお願い申し上げます。
【なかむら薬局漢方サロン営業時間】
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【ご相談可能時間】
・火曜日~金曜日 10:00~17:00
・土曜日 10:00~16:00
◆ 日曜日/月曜日/祝日は定休日となります。

会社概要

会社名 なかむら薬局(有限会社中村薬局)
本店所在地 福岡県直方市津田町11-3
電話番号 0949-28-7688
設立 昭和33年12月2日
本店営業時間

<なかむら薬局調剤部門>
月・火・水・木・金 9001800
土 9001300

<漢方サロン>
火・水・木・金 9301800
土 9301700

本店定休日

<なかむら薬局調剤部門>
日曜日・祝日

<漢方サロン>
日曜日・月曜日・祝日

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