当相談室では全国の上咽頭炎患者様からのお悩みについて、漢方相談を承っております。全国から多くのご相談を承っており、同じ上咽頭炎でもご相談いただく患者様の症状やご質問は様々です。
日頃から、上咽頭炎にお悩みの方よりご相談いただくご質問をQ&A形式でまとめました。少しでも疑問解決の助けになれば幸いです。
新しい質問をいただき次第、順次更新を行います。
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また漢方のご服用に関する詳しいご質問は、下記TOPページのよくある質問・お電話・メール・LINEよりお問い合わせくださいませ。
詳しい患者さまのお声につきましては下記リンク先をご覧下さいませ。
目次
- 1 Q1:上咽頭炎はどのような病気ですか?
- 2 Q2:上咽頭炎は何年も続くことがありますか?
- 3 Q3:何件か病院を回りましたが、アレルギーと言われたり、異常はないとも言われました。
- 4 Q4:Bスポット治療(EAT治療)を実施している病院は?
- 5 Q5:Bスポット治療(EAT治療)以外に治療法はありますか?
- 6 Q6:Bスポット治療を50回以上やりましたが、効果が見られませんでした。
- 7 Q7:上咽頭炎に漢方薬は効きますか?
- 8 Q8:Bスポット治療と漢方薬の併用は可能ですか?また効果はありますか?
- 9 Q9:痛みや嘔吐反射が強く、Bスポット治療が受けられません。漢方だけでも治りますか?
- 10 Q10:どれくらい飲めば効きますか?
- 11 Q11:上咽頭炎で漢方を服用する場合のおよその予算は?
- 12 Q12:極力薬を飲みたくなく、生活習慣を変えて運動などを頑張っていますが治りません。なぜですか?
- 13 Q13:日常生活において気を付けることは?
- 14 Q14:漢方服用後、良くなったと思ったら悪くなったりを繰り返します。これは漢方が効いていないということですか?
- 15 ご相談方法
- 16 会社概要
Q1:上咽頭炎はどのような病気ですか?
鼻の奥と喉の境目にある「上咽頭」が、多くは免疫機能の低下によって炎症が起こるようになり、痛みや痒み、またそれに付随する幅広い不快症状(後鼻漏、頭痛、首こり、IgA腎症 等)を引き起こす疾患です。
風邪をひいた時などに一時的に喉が痛くなる「急性上咽頭炎」と、弱い炎症が慢性的に続き不快症状が長引く「慢性上咽頭炎」があります。
詳しくはこちら
Q2:上咽頭炎は何年も続くことがありますか?
「慢性上咽頭炎」の場合、喉のイガイガ、肩こり、めまい、頭痛、倦怠感、不眠などの不定愁訴が何年にもわたって続き、その身体的負担から更に症状が緩和しづらくなり、長期に渡って症状が続く方も多いです。
Q3:何件か病院を回りましたが、アレルギーと言われたり、異常はないとも言われました。
上咽頭炎(特に慢性上咽頭炎)は、自覚症状があったとしても検査上では指摘されにくい疾患です。
比較的新しい概念の疾患でもあるため、医師により診断がばらつきやすいです。
問診で不快症状を聞き取り、検査的治療として塩化亜鉛を使用した上咽頭擦過治療(EAT治療、Bスポット治療)を行い、出血が認められると慢性上咽頭炎であると診断されます。
Q4:Bスポット治療(EAT治療)を実施している病院は?
Bスポット治療(EAT治療)は全国でも一部の耳鼻科でしか実施されていない治療法です。
実施医療機関の一覧(別サイトが開きます)
Q5:Bスポット治療(EAT治療)以外に治療法はありますか?
トラネキサム酸などの抗炎症剤による投薬、薬剤ネブライザーの吸引などがあります。但し、これらは喉の炎症への対症療法となるため、中には頭痛など喉以外の不快症状には効果が見られない方や、治療をやめたとたんに症状を繰り返してしまう方などがいらっしゃいます。
Q6:Bスポット治療を50回以上やりましたが、効果が見られませんでした。
通常でもBスポット治療は10~20回の継続が必要な治療となりますが、根本からの代謝能力が不足していると、処置した粘膜の部分を健康な状態に代謝させたり、上手く炎症が抑制されないという結果になる方もいらっしゃいます。
Q7:上咽頭炎に漢方薬は効きますか?
比較的新しい疾患であるため、現時点では慢性上咽頭炎そのものに効能表示がある漢方薬はありません。
自分の体質やその時の体調に合わせ、炎症を抑えたり、根本的な代謝機能や免疫機能を回復させるよう全身を整えていくことで喉の痛みなどの各症状が緩和されていきます。
また都合によりBスポット治療(EAT治療)が受けられない方、薬剤アレルギーがある方の代替としても広く取り入れられています。
詳しくは症例集へ
Q8:Bスポット治療と漢方薬の併用は可能ですか?また効果はありますか?
それぞれ外的治療と内的治療となるため、併用は問題なく可能です。
物理的な治療をBスポット治療で、体を整えるのを漢方で同時に行っていくことで相乗効果が増し、治療の痛みが減る、治療効果が高くなる等、比較的早く症状が改善される方も多いです。
Q9:痛みや嘔吐反射が強く、Bスポット治療が受けられません。漢方だけでも治りますか?
漢方だけを服用されて不快症状が改善された方も多くいらっしゃいます。
根本の免疫機能や代謝が整えば、あとは徐々に改善されていく方が多いです。
Q10:どれくらい飲めば効きますか?
お体の状態によって個人差は出てきますが、当薬局でご相談いただいている患者さまの場合、およそ1~2か月のご服用で体に変化が出てくる方が多いです。(全体の約7割ほど)
3か月を目途として服用し、効果が薄い場合などは種類や飲み方を変えながら様子を見ます。
Q11:上咽頭炎で漢方を服用する場合のおよその予算は?
その方の体調によりおすすめするものが違ってきますが、基本的には1~3種類の組み合わせ・30日分で11,000円~29,000円(税込)ほどです。この予算よりも低くなる場合、高くなる場合もあります。
ご希望の予算に合わせた提案も可能ですが、特に飲み初めの段階はしっかりと体質を整える必要があるため、最善の提案に近い組み合わせで服用しておくと後の治りが良くなる傾向にあります。
詳しくはこちら
Q12:極力薬を飲みたくなく、生活習慣を変えて運動などを頑張っていますが治りません。なぜですか?
生活習慣を整えることは体のケアにおいて非常に大切なことです。日常生活を送る上で体に掛かる負荷を軽減することで、自己治癒力を最大限に引き出していくことが目的となりますが、「元々の体力、臓器機能」が落ちている状態では、食養生や運動による効果などが十分に発揮されないことがあります。
特に慢性上咽頭炎はその「元々持っている機能」が落ちている状態のため、大元の臓器機能などを改善し体質を整える漢方を取り入れることで、不快な症状を解消できる可能性が高まります。
Q13:日常生活において気を付けることは?
喉へのダメージを減らし、また傷んだ粘膜を強くする対策を取るのが効果的です。
・口呼吸を控える
・部屋の湿度を高めに(50~60%)保つ
・こまめに体温調整をする。衣服を工夫するなど、暑い/寒いを我慢しない
・濃い緑の野菜を中心に、粘膜を健康に保つビタミンAやビタミンB郡を積極的に摂る(レバー、人参、青魚など)
・水分補給は少しずつ/こまめに。飲み物をウイルスへの効力を強める板藍根茶、粘膜の修復作用のあるクマ笹茶などにすると効果アップ
・無理のない範囲で体の基礎代謝を上げる。寝る前のストレッチなど、循環向上を意識
・首周りを冷やさない。特に首の後ろはカイロや温タオルで温めてケアを
Q14:漢方服用後、良くなったと思ったら悪くなったりを繰り返します。これは漢方が効いていないということですか?
漢方を服用して初めの段階では、少しずつ体内を整えていく途上のため、ある一部分だけが良くなったり、日によって体の調子が良い・悪いを繰り返すことがあります。また、体の変化が大きかった際に出る瞑眩反応(好転反応)の可能性もあります。
総合的に見て、飲む前よりも体調が良く感じるようであればそのまま継続いただくほうが今後の経過が良くなる傾向にあります。
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順次更新致します。その他お問い合わせは下記ご相談方法をご参考くださいませ。
ご相談方法
少しでも多くの患者さまのお役に立ちたい。このような思いから、弊社では全国からのご相談をお待ちしております。ご来店が難しい方は、お電話にてご相談をお伺いし、ご希望があればご自宅まで漢方をお届けすることも可能です。
ご来店・お電話でのご相談の場合、1回のご相談時間は約30分程度となります。じっくりお話を伺うため、ご相談は予約優先制です。スムーズなご相談を希望される場合は、以下の方法で相談可能時間をお問い合わせください。
いずれの相談方法でも、漢方のご提案までは無料ですが、漢方服用を前提としない場合(他社様で飲まれている漢方や病院の処方薬についての問い合わせ等)に関してはご相談の対象外となりますので何卒ご了承くださいませ。
お電話でのご相談
弊社の受付電話番号(0120-928-947)までご連絡ください。スタッフがご希望日時・時間帯をお伺いいたします。
その後は、予約時間に担当のスタッフより直接ご連絡をさせていただきます。
お薬手帳をお持ちの場合は、お手元にご準備ください。
メールでのご相談
下記のお問い合わせフォームより、記入欄に従って簡単に現在の状況・病名などをお知らせください。
受付完了メール到着後、改めて担当より詳しく状況を記載する質問フォームを返信させていただきますのでご回答をお願い致します。なるべく早め~最大4営業日以内の返信を心がけておりますが、相談の予約状況や定休日によって返信が遅れてしまうこともございますので予めご了承くださいませ。
提案する漢方については、間違い・誤解などを避けるため、できるだけメールではなく「お電話で」ご説明を差し上げてから服用をいただいております。所要時間は15~20分程度となります。
ご体調をお伺いする際、質問フォーム内にお電話番号を記載する欄がございます。併せて希望時間を記載できますので、下記を参考に希望時間をご記載くださいませ。
【ご相談可能時間:漢方のご説明のみ】
・土曜日 9:30~16:30
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会社名 | なかむら薬局(有限会社中村薬局) |
本店所在地 | 福岡県直方市津田町11-3 |
電話番号 | 0949-28-7688(ご相談予約・問合せは相談室フリーダイヤルまで:0120-928-947) |
設立 | 昭和33年12月2日 |
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