人前で掻けない、夜も眠れずつらい陰部湿疹(デリケートゾーンのかゆみ)。デリケートな場所だからこそ、かゆみを繰り返す原因と正しい対策を知って早く治すことが大事です。適切な処置をしてもどうしてもかゆみが治まらない時は、皮膚だけでなく体内に異常が起きていることも考えられます。そんな時は漢方で「かゆみを起こしにくい体」にしていくと、繰り返すつらいかゆみへの対策となります。お悩みの方はぜひ、当サロンにおまかせください。【匿名メール相談もOK!】
目次
陰部湿疹はなぜかゆくなる?
かゆみは、皮膚表面の刺激が神経に伝わり、それが脳に「かゆみ」として伝えられることによって起こります。通常であれば、皮膚の表面にある皮脂や水分によって、刺激に対しての“バリア機能”が働くのですが、陰部は他の皮膚より数段デリケートでバリア層も薄く、かゆみが起こりやすい場所と言えます。また常に布に覆われているために通気性が悪く、かゆみを引き起こす雑菌や真菌(カビ)、ウイルスが繁殖しやすいのです。
陰部のかゆみ(陰部湿疹)には、かゆみを起こす菌やカビなどの『菌・ウイルス』によるものと、陰部のデリケートな皮膚が刺激を受けて起こる『皮膚炎(かぶれ)』によるものの2種類があります。
菌・ウイルスによるかゆみ
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- 性交渉などで外部から感染する(性感染症:尖圭コンジローマ クラミジア 等、毛じらみなど)
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- 免疫力の低下で常在菌が異常に増殖する(膣カンジダ、トリコモナスなど)
皮膚炎(かぶれ)によるかゆみ
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- アトピー性皮膚炎
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- 肌に合わない素材の下着、刺激の強い洗剤を使っている
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- 陰部が清潔ではない
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- 衣類による締め付け、蒸れ etc…
陰部湿疹(かゆみ)への対策
菌・ウイルス・カンジダ由来の場合
☆皮膚科、産婦人科、泌尿器科での抗菌・抗ウイルス薬治療が最優先
菌やウイルス性の湿疹の場合は、表面に突然できものが出てきたり、かゆみだけでなく痛みを伴うことも多く、女性の場合はおりものが黄色くなる・ぽろぽろと白く固まる等、見てわかる変化が出ることが多いです。
このような場合は、適切な抗菌・抗ウイルス治療が最優先です。原因がはっきりしているので、自分がどのような菌・ウイルスに感染しているのか?をしっかりと検査で把握して、その種類に合わせた正しい処置を行うことで早期にかゆみを抑えていくことができます。
受診は皮膚科のほか、男性の場合は泌尿器科、女性の場合は産婦人科やレディースクリニックがよいでしょう。
皮膚炎(かぶれ)の場合
☆皮膚の再生力や免疫力が弱っている場合が多い
皮膚や粘膜の皮脂量・水分量を充分に保ち、バリア機能を高めていくことが必要です。自分の生活環境や状態にあわせて、外からの刺激をなるべく避け、陰部の皮膚や粘膜に負担をかけないことを心がけます。
掻きむしると傷口から菌が入り込み、さらに炎症を起こす場合があるのでデリケートゾーン専用の塗り薬やワセリンなどで保護しながらかゆみを抑えていくのも有効です。その他下記のような点に気を付けていくだけでも、かゆみが改善する場合もあります。
- 洗濯洗剤を低刺激のものに変え、よくすすぐ。
- 下着、ボトムスをできるだけ通気性のよい自然素材のものにする。
- 石けんを泡立てたもの(できればデリケートゾーン専用ソープ)で患部をやさしく丁寧に洗う。スポンジよりも素手で洗うほうが粘膜に優しい。
- 体の熱を冷ます緑の野菜と植物性タンパク質を中心に3食規則正しく食事をとる。
- できるだけ7時間以上、しっかりと睡眠時間を確保する。難しい場合は日中の休憩をこまめにとる等、体のリラックスを心がける。
かゆみが治らない・繰り返す場合は漢方で対策
検査や治療を行い、生活習慣などの改善を行ってもかゆみが治まらない場合、
体内の回復力そのものが低下している場合があります。
例えば、陰部にかゆみが起こって治まっていくまでの間だけでも、体の中ではさまざまなことが起きています。
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- 免疫機能を働かせ、菌やウイルスを無力化して追い出す。
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- 傷ついた皮膚や粘膜に栄養を送り、代謝して元の状態に戻す。
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- 皮脂や水分量を調整して皮膚表面のバリア機能を取り戻す。
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- 免疫機能を強化し、外部刺激や菌類への耐性をつける。
このうちの一部でも働きが不十分だと、かゆみが治りにくい・繰り返す要因になってしまいます。
漢方は、こうした体全体の働きを整えていくことが得意です。
「患部の状態(赤み、かゆみの程度)」
「血流や血液の質」
「栄養を吸収する胃腸の状態」
「陰部の常在菌のバランス」
「陰部以外の皮膚の状態」
など、個人によって違う体内の環境を見極め、『かゆみを起こしにくい体』『かゆみを起こしてもすぐに治まる体』に近づけていけば、延々と続くつらいかゆみに対処していくことが可能になります。
しっかりと自分に合った対策を行うことで今とは違う変化が見えてくることもございます。最善の対策を行っていくために、まずはお話を聞かせてください。
※効能・効果には個人差があり、確実な効果を保証するものではございません。
※当薬局では、効果・病状などの経過を伺いながら漢方の変更等も柔軟に検討・対応させていただきます。
陰部湿疹の対策においてよくある質問
A.用法・用量を守り、自分のかゆみや状態に合ったものを一定の期間で使用していただくようなら問題ありません。ですが、塗ってもかゆみに全く変化がなかったり、逆にかゆみが強くなる場合は医師の指示を仰ぎ、使用をやめたほうがいいと考えます。また漫然と長期間使用することで皮膚が硬く肥厚してくるなど、副作用が起こる方も多いので注意が必要です。
A.当サロンでは、その時の体の状態に合わせ、負担をかけない範囲で最大限の即効性を考えた組み合わせをご提案致します。ですが、漢方はかゆみを長引かせる大元の原因を整えていくために、個人差や体内の状況、かゆみが続いていた期間によって効果を感じられるまでにお時間がかかる場合もあります。目安としては、2週間~1か月ほどご様子を見ていただき、その後の経過において判断をさせていただきます。変更の検討などは柔軟に対応させていただきますので、ご不安があればご遠慮なくお伝えください。
A.漢方薬も医薬品になりますので、副作用は0ではありません。しかし漢方薬は自然の生薬からできているため、他のお薬などに比べて重篤な副作用が出ることは少ないです。また皮膚疾患の場合は、飲み始めの際に「浸出液が多くなった」「赤みが出てきた」等の経過を見る方が多くいらっしゃいますが、これは副作用とは少し違って、体が変わっていく際に起きる「好転反応」の場合があります。かゆみや痛みが強くなっていなければ、4日~1週間程度ご様子を見られてください。
弊社では、治りにくい陰部湿疹の対策としてまず「体内の環境を整える」ことを主軸にしています。ですので、基本的には内服の漢方対策が中心となります。粉薬、錠剤、液状などの中からできるだけ患者様が服用しやすいものでご提案をさせていただいております。(漢方によって、形状が変えられないものもあります。)ご希望がございましたらご遠慮なくお申し付けください。
漢方を服用されている患者さまのお声
※効能・効果には個人差があり、確実な効果を保証するものではございません。
膣カンジダからの陰部湿疹 T様/石川県/38歳/女性
四六時中かきむしりたくなるかゆみだったのが、忙しくしていたりすると一時忘れるくらいになりました。
足の付け根に沿ってブツブツと出ていた湿疹も気づけば無くなっていました!
今までどのような薬を塗ってもあまり変わらなかったのでとても驚いています。内部からのアプローチが大切と言われていた意味がやっと分かりました。
これからもよろしくお願いします。
陰部湿疹 U様/埼玉県/54歳/女性
原因不明のかゆみにステロイドを使いたくなく、漢方で何とかしたいという願いを親身になって聞いていただき感謝しかありません。最初こそあまりかゆみが変わらずくじけそうになりましたが、気づけばかゆくてどうしようもない!というつらい状態からは脱却しておりました。かきむしりのせいか真っ赤にただれたような感じになっていた見た目もずいぶん綺麗になっています。希望が見えてきて嬉しい限りです。かゆみが完全になくなるまでしっかり飲んでいきたいと思います。
なかなか治らない陰部湿疹の改善に向けて
陰部(デリケートゾーン)のかゆみを繰り返し起こしている、またはなかなか治らない方は、まず以下の事項について確認されてみてください。
- 細菌や真菌、ウイルスなどに感染していないか?
- 免疫力や皮膚の再生力が低下していないか?
- 生活環境(疲労、食事、睡眠など)が低下していないか?
- 適切な治療薬を選択されているか?
治療を継続中の方でも、生活環境やストレス、経過に不安がある方は漢方で同時に対策を行うことで、さらに不快な症状の軽減や慢性化を防ぐことにもつながると思います。
恥ずかしくてひとりで悩んでいる方も多い陰部湿疹。匿名でも構いませんので、ぜひ当サロンにご相談ください。ぐっすり眠れずつらい日を、一日でも少なくしていければと思います。
ご相談方法
少しでも多くの患者さまのお役に立ちたい。このような思いから、弊社では全国からのご相談をお待ちしております。ご来店が難しい方は、お電話にてご相談をお伺いし、ご希望があればご自宅まで漢方をお届けすることも可能です。
ご来店・お電話でのご相談の場合、1回のご相談時間は約30分~1時間程度となります。じっくりお話を伺うため、ご相談は予約優先制です。スムーズなご相談を希望される場合は、以下の方法で相談可能時間をお問い合わせください。
いずれの相談方法でも、漢方のご提案までは無料ですが、漢方服用を前提としない場合(他社様で飲まれている漢方や病院の処方薬についての問い合わせ等)に関してはご相談の対象外となりますので何卒ご了承くださいませ。
お電話でのご相談
弊社の受付電話番号(0120-928-947)までご連絡ください。スタッフがご希望日時・時間帯をお伺いいたします。
その後は、予約時間に担当のスタッフより直接ご連絡をさせていただきます。
お薬手帳をお持ちの場合は、お手元にご準備ください。
メールでのご相談
下記のお問い合わせフォームより、記入欄に従って簡単に現在の状況・病名などをお知らせください。
受付完了メール到着後、改めて担当より詳しく状況を記載する質問フォームを返信させていただきますのでご回答をお願い致します。なるべく早め~最大4営業日以内の返信を心がけておりますが、相談の予約状況や定休日によって返信が遅れてしまうこともございますので予めご了承くださいませ。
提案する漢方については、間違い・誤解などを避けるため、できるだけメールではなく「お電話で」ご説明を差し上げてから服用をいただいております。所要時間は15~20分程度となります。
ご体調をお伺いする際、質問フォーム内にお電話番号を記載する欄がございます。併せて希望時間を記載できますので、下記を参考に希望時間をご記載くださいませ。
【ご相談可能時間:漢方のご説明のみ】
・土曜日 9:30~16:30
その他、何かご不明なことがありましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。なかむら薬局漢方サロンスタッフ一同、誠心誠意ご対応させていただきます。
お問合せに関する確認事項
※メール・LINEでの受付は年中無休ですが、頂いたメールは営業時間内でのみ拝見させていただいておりますので定休日前後は返信までお時間を頂戴する場合がございます。なお、メールをお送りいただいてから7営業日が経過しても弊社よりメールが1通も届かない場合は、お手数ですが受付番号(0120-928-947)までお電話いただきますようお願い申し上げます。
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・土曜日 9:30~17:00
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会社概要
会社名 | なかむら薬局(有限会社中村薬局) |
本店所在地 | 福岡県直方市津田町11-3 |
電話番号 | 0949-28-7688 |
設立 | 昭和33年12月2日 |
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