当相談室では、かゆみが治まらないアトピー性皮膚炎でお悩みの方からのご相談を承っています。
- アトピーのかゆみが強く掻きむしる
- 何度も搔きこわして出血や痛みがある
- 皮膚がゴワゴワ・乾燥が強い
- かゆみでうまく眠れない
- 汗をかくとかゆみが出て夏場が憂鬱
- 大人になってアトピーが再発して治らない
- 薬を真面目に塗っているのに綺麗にならない
- 服の生地やボディソープなどが年々合わなくなってきた
主として上記のような症状を伺うことが多いです。
皮膚のバリア機能が失われることでかゆみを繰り返しやすいアトピーは、かゆみのコントロール力と強い皮膚を作るための代謝力をつけるのが重要。
体の一番外側にある皮膚を守るためには、それを支える内側にある臓器の力をつける必要があります。
外側だけのケアではなかなか皮膚炎が治まらないという方に、
当相談室では一人一人じっくりとお話を伺い、その時点で最適な漢方対策をお伝え致します。どうぞお気軽にご利用くださいませ。
アトピー性皮膚炎の定義
アトピー性皮膚炎とは・・・増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患(アトピー性皮膚炎診療ガイドラインより)というのが一つの定義です。
かゆみの強い湿疹がよくなったり悪くなったりを繰り返しながら、多くは乳幼児期に発生するものが成長と共に治まっていきます。
しかし、年齢を重ねても皮膚炎の状態が改善しなかったり、何らかのきっかけで大人になって再発することもあります。
かゆみを繰り返す・強くなる流れとしては、肌のバリア機能が傷つくことで、その部分から花粉やハウスダストなどのアレルゲン(炎症を起こす引き金となるもの)が侵入してかゆみ反応を起こし、掻いてしまうことでバリア機能が更に壊れ、それが繰り返されてアトピーが慢性化してしまうケースが大半です。
原因や悪化要因が特定しにくい「多因子性」の疾患で、乳幼児では2か月、それ以上の年齢では6か月継続して同様の症状があることを目安としてアトピー性皮膚炎と診断されます。
アトピー素因
アトピー性皮膚炎のもう一つの定義が、アトピー素因を持っているかどうか。
アトピー素因とは、アレルギーを起こしやすい因子が体の中に存在することです。アトピーの他、アレルギー性鼻炎・ぜんそく・後鼻漏・上咽頭炎などの症状がある方は因子が多く存在する可能性があります。
①本人または家族にアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、ぜんそく、後鼻漏、上咽頭炎等のアレルギー症状がある
②アレルギー症状の発生要因になるIgE抗体が作られやすい
こうした状況をアトピー素因と呼び、一時的なかぶれ等と区別するためのアトピー性皮膚炎の定義として用いられます。
アトピー性皮膚炎と混同しやすい病気
接触性皮膚炎(かぶれ)
刺激性とアレルギー性で分けられ、それぞれ皮膚炎の原因が異なります。
刺激性のかぶれは人間の肌にとって刺激が強い溶剤やウルシなどの物質に触れる事によって引き起こされる炎症です。
アレルギー性のかぶれは、個人によって違うアレルゲンに触れる事で引き起こされます。アレルゲンはハウスダストや動物の毛、ゴムや金属など多岐に渡ります。
アレルギー性の皮膚炎は日常的な刺激すべてが要因となり、今は反応しなくても、物質に触れ続けることである日突然皮膚炎を起こすこともあります。
症状の出方はアトピーと似ていますが、接触性皮膚炎の場合はそのアレルゲンに触れなければ症状が出ることはありません。
脂漏性皮膚炎
皮膚の常在菌のひとつ「マラセチア」が、皮脂の多い場所に異常繁殖して皮膚炎を起こします。
マラセチアが皮脂を分解することで生まれる物質がかゆみを引き起こし、なおかつ増えたマラセチア自体もかゆみの要因になります。
頭皮や脇の下、胸、耳など皮脂の分泌が多くフケや垢が溜まりやすい部分に起こりやすいです。
これもさまざまな生活習慣・環境で症状が長引く「多因子性」の症状ですが、体内のアレルギー反応が要因となるアトピーと違い、かゆみの要因は細菌です。抗菌薬などで処置を行います。
酒さ
中高年の女性に多い疾患で、眉間・鼻・頬などの顔面に毛細血管の拡張が見られ、発赤する症状があります。
ひりひり感、かゆみ、ほてりなどを主として、進行するとにきびのような膿疱が顔中に広がり、稀ですが目にも結膜炎や角膜炎が起きます。
症状が出るのは多くは顔だけで、発症原因は不明ですが飲酒や日光を浴びる、運動をするなど体が温まって血流が良くなった時に症状が悪化しやすいです。アトピー素因にかかわらず発症します。
アトピー性皮膚炎の漢方対策
アトピー性皮膚炎は生まれ持った性質や素因が大きく関連します。
ですので、この症状における漢方対策は、下記の漢方の基本をきちんと再認識していくことが大切です。
・自分の体質や症状の出方をきちんと把握する
・身体機能として足りない部分を補う
・体内状況を出来るだけ安定した状態に保つ
アトピーの症状は「乾燥」により皮膚の状態が不安定になり、かゆみなどの不快な症状が増強されます。
中医学では慢性的に乾燥を起こしてしまう体質を「陰虚(いんきょ)」と呼び、この陰虚を改善できるものを用いて、できるだけ体内(皮膚の内側)に潤いを保てるように対処を行います。
また、水の流れや皮膚代謝を保つのは「脾(消化器)」の役割です。いくら外側に潤いを補っても、それを安定して支えるための臓器の働きが低下していると結局は症状を繰り返すことになります。
外の症状と内側の症状、体質を含めて同時に改善していくことで皮膚を綺麗な状態に保ち、かゆみを早く抑えることができます。
※効能・効果には個人差があり、確実な効果を保証するものではございません。
※当薬局では、効果・病状などの経過を伺いながら漢方の変更等も柔軟に検討・対応させていただきます。
よくある質問
Q:漢方と病院薬との併用はできますか?
A:基本的に併用は可能です。しかし、ご提案する漢方によっては併用がおすすめできないものもございますので、現在服用中のお薬は確認させていただき、併用できると判断したもののみご提案させていただきます。
Q:どのような薬をどれくらいの量飲みますか?
A:当相談室が提案する漢方対策では、患者さまの状態に合わせ、粉末・顆粒・錠剤・液剤などさまざまな形を持つ漢方を組み合わせてご提案します。種類によりますが、患者さまの飲みやすい形でご提案もできます。
基本的にこれらの漢方を状態に合わせて2~3種類、1日2~3回の服用を継続して経過を見ていきます。
Q:どれくらいの期間、服用すれば改善しますか?
A:アトピーの症状に悩んでいた期間や体内の状態、患部の状態によって改善期間が違ってくるため、一概に言い切ることはできませんが、目安として3~4か月の間に何らかの変化を感じるという患者さまが多いです。その後は「患者さま本人が気にならないレベル」になるまで服用を続けていきます。当相談室の場合、「変化がないのにずっと飲む」ということは避けるべきと考えており、変化がなければ漢方の変更などの再検討を致します。
漢方を服用された患者さまのお声
※効能・効果には個人差があり、確実な効果を保証するものではございません。
アトピー性皮膚炎 埼玉県 H様 28歳 女性
布団に入って体が温まってくるとかゆみがひどくなり、眠れなくなるのが一番つらいです…。何とか眠っても無意識に掻いてしまって出血したり、何とも言えない痛かゆさでうんざりしていました。
せめてしっかり睡眠が取れればと、精神安定に漢方薬を提案してもらったのですが、徐々にかゆみそのものも落ち着いてきて、皮膚の代謝が良くなったようでザラザラしていた皮膚も綺麗に整ってきました。
体の状態は全てつながっているのかと改めて感じました。
アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎 長野県 F様 36歳 女性
自分で気を付けていても大丈夫だった洗剤に突然かぶれるようになったり、そうでなくても体調が崩れるとアトピーが出て強いかゆみに悩まされることも…
もう体質改善しかないと思い漢方を頼んでみたところ、徐々に体力がついてきたような感じがして、それに応じて少しずつ皮膚トラブルも無くなってきました。便秘が無くなっていく毎に、アトピーでぼこぼこになっていた胸の下などの皮膚が綺麗になっていくのにはびっくりしました。
今は生活上で気を付けておけば強いかゆみなどは出なくなり、とても安心しています。
アトピー性皮膚炎 大分県 S様 38歳 男性
半年ほど前に帯状疱疹になってから、たまたまアトピーのかゆみが出やすかった場所に重なるように発疹ができてしまい、帯状疱疹が治ってからも皮膚がガビガビになったり、かゆみで眠れないことが増えました。
漢方を飲み始めてからは若干肌に潤いが戻ったようにしっとりとしてきて、ガビガビの状態からの改善が見られています。
体の調子が悪い時にはまだ少しかゆみが戻ってきますが、その頻度も段階的に少なくなってきているので完治も近いと感じます。
※効能・効果には個人差があり、確実な効果を保証するものではございません。
ご相談方法
少しでも多くの患者さまのお役に立ちたい。このような思いから、弊社では全国からのご相談をお待ちしております。お電話にてご相談をお伺いし、ご希望があればご自宅まで漢方をお届けすることも可能です。
お電話でのご相談の場合、1回のご相談時間は約30分~1時間程度となります。じっくりお話を伺うため、ご相談は予約優先制です。スムーズなご相談を希望される場合は、以下の方法で相談可能時間をお問い合わせください。
いずれの相談方法でも、漢方のご提案までは無料ですが、当薬局での漢方服用を前提としない場合(他社様で飲まれている漢方や病院の処方薬についての問い合わせ等)に関しては服用事故防止などの観点からご相談の対象外となりますので何卒ご了承くださいませ。
お電話でのご相談
下記予約用ページ(別サイト)からご連絡ください。
初めてのご相談の場合、ご相談の時間枠は基本的に【30分】となります。
〔初めてのご相談の時は、身長・体重などの基本データや今までの経過をお伺いするために少し長めにお時間をいただくことがあります。できるだけ40分以上の余裕が持てるお日にちをご確認したのち、ご予約ください。〕
営業時間内は下記のフリーダイヤルにお電話をいただければ予約受付が可能です。
メールでのご相談
下記のお問い合わせフォームより、記入欄に従って簡単に現在の状況・病名などをお知らせください。
受付完了メール到着後、改めて担当より詳しく状況を記載する質問フォームを返信させていただきますのでご回答をお願い致します。なるべく早め~最大4営業日以内の返信を心がけておりますが、相談の予約状況や定休日によって返信が遅れてしまうこともございますので予めご了承くださいませ。
※初回のご相談は「お電話」にて提案内容をお伝えいたします。質問フォームをお送りする際に、予約のご案内をさせていただきます。
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【ご相談可能時間:漢方のご説明のみ】
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本店所在地 | 福岡県直方市津田町11-3 |
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設立 | 昭和33年12月2日 |
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